最初の仮想マシンを作成する
小さなテスト用 VM を作成して OS をインストールし、その VM 自身の仮想ディスクから起動することを確認します。
xoa-image-20261022-a280852(Xen Orchestra 5.113.2)。公開済みのコードに基づく手順で、検証環境での通しの確認とゲスト OS ごとのテストはまだです。以下のサイズは例であり、対応 OS の一覧ではありません。始める前に
- ログインしてホストを接続します。このガイドでは XOA-HL の管理者アカウントを使います。
- OS の提供元からインストール用 ISO をダウンロードします。提供元が公開しているチェックサムで確認します。
- 2 種類のストレージを確認します。インストールメディア用の ISO SR と、VM ディスク用に空きのある 書き込み可能な SR です。XCP-HL の ISO ライブラリは、すべてのホストにあるわけではありません。
- VM ディスク用に新しい SR が必要な場合は、先に空の専用エクスポートで NFS ストレージを作成します。この VM のインストールが済んだら、そのページのディスクの確認に戻ります。
- インストーラーに必要な通信ができるゲストネットワークを選びます。XOA-HL と他の VM のために、ホストのメモリとストレージに余裕を残します。
VM の管理は ブラウザー で行います。OS のインストールは 新しい VM のコンソール で行います。XCP-HL ホストや XOA-HL アプライアンス上では行いません。
1. インストール用 ISO を用意する
確認済みのインストーラーが ISO ライブラリに既にある場合は、それを使ってこの手順を飛ばします。専用の NFS ライブラリを接続する場合は、NFS の ISO ライブラリを接続するに従います。
ブラウザーからのアップロードは、ISO SR が新しいファイルを受け付け、十分な空きがある場合にだけ使えます。インポート先の一覧に SR が表示されても、それは保証されません。メディアの読み取りだけでアップロードを受け付けないライブラリもあります。
- インポート → Disk(
/#/import/disk)を開きます。ダウンロードしたファイルをアップロードするため、From URL はオフのままにします。 - ISO SR を選びます。たとえば
XCP-HL ISO libraryがあればそれを選びます。アップロード領域に.isoファイルをドロップします。 - ファイル名と保存先を確認します。インポート を選び、完了するまで待ちます。
- 保存先 SR のディスク一覧を開き、ISO があることを確認します。アップロードが終わっていない状態で先に進まないでください。
適切な ISO SR が表示されない場合は、先に用意します。通常の VM ディスク用ストレージに ISO を取り込んでも、ISO ライブラリにはなりません。
2. VM を作成する
新規作成 → 仮想マシン(VM)(/#/vms/new)を開き、プール を選びます。OS がインストール済みのテンプレートではなく、OS をインストールするためのテンプレートを選びます。
VM には lab-first-vm など分かりやすい名前を付けます。次のサイズは、提供元の要件を満たす場合、小さな Linux のテスト環境に使えます。
| ウィザードの項目 | 選ぶもの |
|---|---|
| 仮想マシン(VM)情報 | インストール用テンプレート、名前、説明。 |
| スペック | 例:2 vCPU、2 GiB の RAM。インストーラーがより多く必要とする場合は増やします。 |
| インストール設定 | ISO/DVD を選び、インストール用 ISO を選びます。 |
| ネットワークインタフェイス | ゲストネットワーク。ネットワークで固定の MAC アドレスが必要な場合を除き、空欄にして自動生成させます。 |
| 仮想ディスク | 例:ホストから使える書き込み可能な SR に 20 GiB のディスクを 1 つ。システムディスクを ISO SR に置かないでください。 |
| 詳細設定 | ゲストに必要な変更がない限り、テンプレートの既定値のままにします。自分で起動するため、Boot VM after creation のチェックを外します。 |
| 概要 | プール、テンプレート、CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージを確認します。 |
VMの作成 を選びます。
確認: 指定した名前の VM が 1 台表示され、設定が選んだ内容と一致します。VMの作成 が押せない場合は、必須項目かリソースの確認が終わっていません。ウィザードを見直してから再試行します。
コンソールの操作や、画面が真っ暗・固まった場合は、VM のコンソールを使うを参照してください。
3. OS をインストールする
- 新しい VM を開き、名前を確認します。VM を起動し、コンソール タブを開きます。
- インストーラーが起動することを確認します。このゲスト内で、提供元のインストール手順に従います。
- インストール先のディスクを聞かれたら、新しい VM の仮想ディスク(この例では 20 GiB)であることを確認します。ディスクに既にデータがある場合は中止し、正しい VM を選んでいるか確認します。
- インストールが終わったら、VM の Disks タブを開き、仮想 CD ドライブから ISO を取り出します。ゲストを通常の方法で再起動し、仮想ディスクから起動することを確認します。
4. 結果を確認する
- インストール用 ISO なしでゲストが起動し、コンソールからログインできます。
- VM の CPU、メモリ、ディスク、ネットワークが選んだ内容と一致します。
- ゲスト内で、IP アドレス、ゲートウェイ、DNS、必要な通信が使えます。ゲストのネットワークが使えない場合も、コンソールは使えます。
- ゲスト OS のバージョン、テンプレート、VM 名、XOA-HL のバージョンを控えています。
ゲストツールは OS によって異なります。Ubuntu 24.04 の場合は、下の「次の手順」を参照してください。
この VM には、まだ独立したバックアップがありません。同じストレージ上のスナップショットでは、そのストレージが失われたときに守れません。バックアップと復元を試すまで、この VM に重要なデータを置かないでください。
うまくいかない場合
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| ウィザードに ISO が表示されない | ISO SR へのアップロードが完了しているか、選んだプールやホストからその SR を使えるかを確認します。 |
| VMの作成 が押せない | プール、テンプレート、名前、リソース、ISO、ネットワーク、ディスクのストレージを確認します。必須項目をすべて入力します。 |
| VM の作成や起動に失敗する | タスクのエラーを読みます。ホストの空きメモリ、SR の空き容量、ホストから選んだストレージとネットワークを使えるかを確認します。再試行の前に、VM が既に作成されていないか確認します。 |
| 再起動のたびにインストーラーが起動する | この VM の CD ドライブから ISO を取り出します。OS が仮想ディスクにインストールされたか確認します。 |
| ゲストのネットワークが使えない | 選んだネットワークと、ゲストの IP アドレス、ゲートウェイ、DNS を確認します。ゲストの問題を直すために、ホストの管理ネットワークを変更しないでください。 |
次の手順
- テスト用 VM をバックアップし、復元を確認する。
- Ubuntu 24.04(amd64)のゲストでは、管理エージェントをインストールします。他の OS には、それぞれの手順が必要です。
- インストール済みのゲストを再利用するには、テンプレートから新しい VM を作成します。
出典
XO@e281c536 で確認:ISO のインポート、VM 作成ウィザード、VM のタブ、CD の取り出し。xoa-hl@a280852 でのパッチの適用。